介護老人保健施設 明生園 施設長挨拶

施設長のご挨拶 小栁雅是

介護老人保健施設 明生園へようこそ
〜和顔愛語のこころで〜

施設長 小栁雅是


ご挨拶

2024年4月より施設長に就任しました 小栁 雅是 です。
介護施設はみなさん一人一人の愛情と尊敬の気持ちで成り立っています。これまで日本社会を支えてきた大勢の先輩方への畏怖の念、そして、愛情をもって接していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

1.3つの柱

明生園は次の3つの柱から構成されています。
①介護老人保健施設:入所(長期および短期)を受け入れる中心的な存在です。(後に詳述)
②通所リハビリテーション(デイケア):自宅から週に1~3回通っていただき、職員や他の利用者の皆さまとの会話や食事、リハビリテーション、入浴などを通して、とかく引きこもりがちな在宅生活に変化を与え、不活発な生活による身体機能の廃用や認知症の進行を防ぎます。
③居宅介護支援事業所:ケアマネージャーが介護に関する様々な相談を受ける窓口です。
これら3つと、併設のときわ会病院や訪問看護ステーションを上手に利用いただき地域の皆さまが健やかに暮らしていただくことが私の希望です。

2.介護老人保健施設明生園(入所)の特徴

病院での治療を終えられた方が自宅へ帰れるように、医療・介護・リハビリなどを行い支援する長期入所と、自宅での介護が一時的に難しくなったときに利用いただく短期入所の2つがあり、100名(定員)の方が入所されています。利用者とその家族の皆さまが笑顔で過ごせるように、スタッフ全員が和顔愛語のこころで常に接することはもちろんのこと、毎月の誕生会、ミニドライブに加え、年1回のふれあい昼食会、夏祭り、敬老会、運動会、寿司の日ランチ、クリスマス会(地元保育園児によるかわいい踊り!)、餅つき大会、新春を祝う会、豆まき、歌謡ショー(地元歌手による)、ひなまつりなど、様々なレクレーションを行っています。医療面では、常勤医師1名に加え併設のときわ会病院と密接な連携を行い、専門医師の往診やスムーズな入院が可能です。老健施設ご利用を考えておられるご高齢の方およびご家族さまには、是非一度当施設をご覧の上ご相談いただければ、喜んでご支援させていただきます。

3.入所期間について

利用者とそのご家族の方から一番よく訊かれる質問です。老健は本来、在宅復帰を前提としており、病院と自宅の中間的な役割を担っています。そのため入所期間も一般的には3か月から1年程度とされてきました。しかしながら、過疎、高齢化、核家族化などで介護力が不足し、厚生労働省が提唱する地域包括ケアシステムもまだ不十分である現状を考えれば、入所期間の上限を画一的に設定することは現実的ではありません。明生園では、利用者の方との面談を繰り返し行うことによって最善の手段を柔軟に探ります。その結果として在宅復帰できないとなった方にもなるべく自宅で過ごされるのと同じように日常を支援します。また、明生園では、日頃から通所リハ、短期入所などでご利用いただいている方でご本人、ご家族が希望される場合は、よく話し合ったうえで、老衰などで亡くなられるまで入所していただくことがあります(看取り)。これらについてもお気軽にご相談ください。

明生園のこれから

明生園は平成5年 3 月開設以来、地域に密着した介護医療サービスを提供してまいりました。今後も、認知症への対応(早期に行うことが有効とされる認知症短期集中リハビリテーションの充実、施行中の音楽療法に加えて園芸療法の再開)、歯科衛生士を講師に迎えた口腔ケアの充実、社会地域貢献(学生などの介護実習・体験の枠拡大、介護健康教室の開催)を目標に、地域包括ケアシステムの中核施設としての役割を果たしてまいります。これまでと同様、よろしくお願い申し上げます。

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